日本大学文理学部社会学科学術系イベント「ソシオフェスタ」
後藤範章研究室 Online Exhibition Gallery

第11回 シモタカ・ジョースイ映像祭

日本大学文理学部のある地元下高井戸・桜上水エリアから種々様々な地域資源(地域の宝物)を発掘して、新たな物語を映像ドキュメンタリー作品に創り上げていくという「下高井戸・桜上水物語」プロジェクトは、2011年度から2020年度まで社会学科2年の社会学演習で取り組んで参りました。ところが、学科のカリキュラム改定で同演習が半期だけの開講科目に改変されたことにより、演習で作品制作にあたることが難しくなってしまいました。そこで、2022年度に、3・4年のゼミナール(当ゼミでは、毎週2時限連続で3・4年合同の活動を展開して、“写真で語る:「東京」の社会学”プロジェクトに取り組んできました)を3年ゼミと4年ゼミとに完全に切り離し、かつそれぞれを1時限に割り当てた上で、「下高井戸・桜上水物語」プロジェクトを3年ゼミで継続することにしました。

第11回映像祭で発表した3作品は、3年ゼミ生による初の成果物です。ゼミ生が12名(海外留学のため休学中の1名を除く)と少ないながら、4名ないし3名からなる3チームに分かれて、数ヶ月という短い期間で作品を完成させました。

興味深い素材を掘り起こし、相当な時間と労力を費やしてオンリー・ワンの映像作品が出来上がりました。“写真で語る:「東京」の社会学”プロジェクトによる4年生の作品と同様、じっくりと視聴して味わい楽しんでいただければ幸いです。

担当教員:後藤範章
2022年度3年ゼミ生(五十音順)
池頭純平・及川穂乃佳・風間大吾・倪詩意・小林慈陽・玉井康文
・等々力馨斗・日野慎之助・細田遼・松田恋・松原拓・山元柚季