7.“女子高生の時代”の始まり ―新たなバブルのはかなき行く末は?―

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 女子高生が社会に及ぼす影響が大きくなっている。最近話題のブルセラショップに代表されるように、流行の発端が女子高生である場合が実に多い。
 この写真は、街で声をかけられた女子高生がカメラマンのモデルになっている場面である。裸になることも多々あるようで、撮られた写真は、後で写真集になったり、アダルト雑誌に掲載されたりする。「話題になるから」「お金になるから」「今しかできないから」などといった動機で軽はずみな行為を重ねる彼女たちは、時代がつくり出した「女子高生」というラベルをはられ、利用価値がなくなったらすぐに消えてなくなる“バブル(泡)”にすぎない。
 自分自身を十分に見つめることなく今を生きる彼女たちが、ブランドをはぎ取られた時、果たしてどんな自分を見つけることができるのだろうか。
写真原作者:法政大学3年 川本諭

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